猫の介護についてお伝えしたいことは色々あるのですが…まだまだ辛くて吐き出せないことも多いです。 ですが、まず…シニア猫の受診の際にこれだけは、絶対!絶対!!気をつけて欲しいことがあります。
「がっちり保定!!」…絶対!ちょっとも暴れないように固定してください!
あずきさんは、瘦せて力もない、保定を躊躇するくらいの細い身体のシニア猫。診察の時に嫌がって、少し暴れました。大暴れしたわけではありません。でも…動けなくなりました。軽く触れても痛がり、身体を撫でることもできず…。おそらく、少しバタつくくらいの力も無かったんだと思います。
後々気づいたのです。「ちょっと」も暴れさせちゃいけなかったと…。
そうですよね、80過ぎたおばあちゃんが、ありえない力で動いて、あちこちぶつけて全身打撲の状態です。動けなくなりますよね。その頃のあずきさんは足を痛めたあとで、室内でトイレや食事の場所に移動できる程度の状態でした。筋肉は落ちるかもしれないけど、痛みが取れたらリハビリしようと思っていました…が、 何とか身体の痛みが軽くなったころには筋力も落ち、一部の関節は硬くなり…。
ちょっとの注意で、取り返しのつかない事態を避けることができます。後のことを考えて力を加減することは猫にはできません。身動きできないくらい「がっちりホールド」してシニア猫の身体を守ってあげて欲しいです。
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